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「芥川龍之介怪談傑作選」と「蝿の王」

ちくま文庫から出ている芥川龍之介の怪談小説やエッセイばかり集めた短編集を読んだ。
実は芥川の小説をちゃんと読んだのはこれが始めて。もちろん教科書とかでは読んでいるが。

芥川が怪談好きというのは恥ずかしながら初めて知った。エッセイの中でポオやH.G.ウェルズに言及していて、今生きていたらSFやホラーを好んで読んだろうなと察せられるほどだ。
小説は題材としてはドッペルゲンガーとか妖術使などわりとオーソドックスなストーリーの物が多いが、場面の描写が非常に映像的でモダンホラーにも通じる物がある。

例えば「妖婆」という短編で何か目に見えない得体の知れない物に纏わり付かれているという主人公が電車に乗る場面。
閑散とした車内でつり革が電車の動きにつれて揺れている中で、主人公の前のつり革だけ何かがつかんでいるように動かないなんていう描写はホラー映画に出てきそうな感じだ。
ウェルズ原作の「透明人間」の映画の中に同じような場面があったような気がする。ひょっとしたら芥川も見ていてパクッたのかな。

もう1冊前から読みたいと思っていたゴールディングの「蝿の王」を本屋で見つけて購入した。
というのもよく読むスティーヴン・キングの著作がこの「蝿の王」と比較されて語られることが多く、作品の中でも言及されていることがあったので、ずっと気になっていたのだ。
その一場面を絵にした。

「蝿の王」とサイモン。

Lord_of_the_flies_2

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コメント

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